1. HOME >
  2. 技術的な話 >
  3. トピックパス(パンくずリスト)の話

トピックパス(パンくずリスト)の話

今日は、昨日追加されたトピックパスのお話を少しさせていただいきたいと思います。

トピッスパスは別名を「パンくずリスト」といいます。
これは童話のヘンゼルとグレーテルで、主人公が森で迷子にならないように
通り道にパンくずを置いていった、というエピソードに由来するらしいです。

世の中では「パンくずリスト」という名前の方が一般的なようですが
いまいち、ピンとこないのでGrupoでは基本的にトピッスパスと合わせて表記しています。

この機能は「正直、そんなに‥」と思う方も多いかもしれませんが
SEO(検索エンジン最適化)として意外と要望が多かったものだったりします。

SEOとは簡単に説明するとGoogleやYahooなど検索エンジンに対して
フレンドリーな作りにすることで検索結果の上位に載せてもらおうということです。

ちなみにここでのフレンドリーとは、あくまで
「検索エンジン(ロボット)さんに対してわかりやすくしようね!」

ということなのですが世間にはSEO対策など称して料金を取る業者もおり、
その中には検索エンジンを騙すような方法で上位表示を目指すものもあります。
そのようなサービスを利用すると検索結果に一切表示されなくなるなど
後から厳しいペナルティーを受ける可能性がありますので十分注意が必要です。

また一昔前のSEOの対策として知られているようなこと、例えば「必要のないキーワード等を
人間には見えにくい色で意図的に記載する行為」などは検索エンジンから不正の判定をされます。
冷静に考えれば巨大企業であり、高い技術力を持つGoogleが素人の小手先だけの対策を
見抜けないわけはないので検索エンジンを騙すような方法はやめたほうがよいでしょう。

さて、話を戻しましてトピックパス(パンくずリスト)がどうしてSEOをなるかと
いうとそれは迷子になることを減らせるという部分が大きいです。

検索ロボットは極めて賢いですが人間のようにページ内の
文章の意味を完全にわかっているわけではないので現在地を示す案内となる
トピックパスがあることで正確にページ構成を理解することが可能になります。
また、ページ構成や内容が正しく理解されれば検索した方にもっとも合う内容を
表示できるためページの内容を本当に求めている方のアクセスが期待できます。


今回は少し長くなってしまいました。検索ロボットが正しく理解できるようにする工夫は
他にもいくつもあるのですがそれはまたの機会にいたします。
トピックパス(パンくずリスト)はロボットにとっても人間にとっても
役立つ機能かと思いますのでぜひ、使ってみてください。

次の記事
2015年06月13日
コメント
name.. :記憶

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):